【お詫び】虚構新聞の更新を一時停止します。大きくなりすぎました。

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これは嘘ニュースです
突然このような記事を書くと驚かれるであろうことを覚悟した上で告白いたします。
私はこのブログのライターである一方で、嘘ニュースサイト『虚構新聞』を運営しておりました。


今回は残念なお知らせをしなければなりません。
『虚構新聞』における記事の更新を無期限に休止します。

私がWebサイト『虚構新聞』を立ち上げたのは2003年7月のことです。
開始当時は非常に細々としたサイトでして、コメント数も多くて2,3件ほどでした。
過去ログ(http://kyoko-np.net/national.html)を確認していただければわかると思いますが、初めての記事は
 『"踊る大捜査線 THE MOVIE2"上映記念でファン殺到→レインボーブリッジ封鎖』
というタイトルです。良くも悪くも、今と芸風が変わっていないというか、なんというか。。

サービス開始当初は、いただける多くのコメントは、
「そんなことあるか(笑」「しかしよく思いつくな」といったように、皆さん「冗談」だと知って楽しんでおられました。
ところがTwitterが流行りだしてから批判的なコメントをいただくことが増えてきて、
私は、いろいろな意味で「冗談の通じない」人たちが増えてきたのだな、と思いました。
「冗談の通じない」人たちは、「冗談が通じない」ゆえに、「冗談が許されない」世界を作ろうとするのです。

言うまでもありませんが、私が書いてきた記事は全てでたらめです。
なぜ私が何年もの間、何の意味もない嘘偽りを書き続けてきたかというと、厄介な正義感のせいかもしれません。
このように「冗談が通じなく」なるほど心忙しい人々に、ほんの少しでもやわらかなユーモアをお届けできないか、と・・・。

ところが、現実は甘くありませんでした。
私が「冗談を続けれ」ば続けるほど、人々の心から「冗談が消え」ていきました。
私なりの不器用な正義感で届けようとした「冗談の数々」が、却って世界から「冗談を奪っ」てしまう・・・。

いつしか私は、私の望まぬうちに、「冗談の仇敵」たる存在へとなっていたようです。
その事実に耐えられなくなりました。


再び『虚構新聞』の記事を書く意欲が湧くまでは更新を休止し、しばらくはこのブログで細々と活動しようと思います。
お騒がせして申し訳ありませんでした。


虚構新聞社編集部 編集長
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