【腹筋崩壊】じわじわくるカオスすぐるバカ画像まとめ【ﾃﾗシュール】
2：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/05/26(土) 00:57:51.97 ID:NEBPQS8ui
「バカ画像500連発 復刻版」 鉄人社 ￥500
がんばり感：★☆☆☆☆
ドンキホーテ感：★★☆☆☆
インターネット感：★☆☆☆☆
比較的オーソドックスなタイプの表紙です。
普通の書店で売られている書籍の表紙に慣れている皆様は
あまりにも露骨な警戒色頼りのカラーリングに面喰らうかと思われますが、
コンビニ本業界ではごく普通の事態です。
「バカ画像500連発 ベストセレクション」 鉄人社 ￥500
がんばり感：★★☆☆☆
ドンキホーテ感：★★☆☆☆
インターネット感：★☆☆☆☆
先程紹介した表紙とほぼ同じレイアウトですが、フキダシ部分に若干の欲張りが見えます。
何故かは分からないのですが、「すべらない」という惹句はある層に一定の訴求力があるようですね。
使用されている画像については「おもしろ文章」「おもしろ行動」「おもしろ顔」「かわいい動物（赤ちゃん）」の四ジャンルが
過不足なく取り揃えられており及第点といった印象です。
「ゴー!ゴー!!バカ画像MAX ここのつ。」 KKベストセラーズ ￥500
がんばり感：★★☆☆☆
ドンキホーテ感：★★☆☆☆
インターネット感：★★☆☆☆
かわいい動物、増えましたね。
特に上部の猫はYoutubeで500万再生を稼ぐ動画のようなキャッチーさを備えていますが、
果たしてこれは「バカ」という言葉で括っていい範疇のものなのでしょうか。さすがの私も戸惑いを隠しきれません。
コメントで参加する事になってしまったピースもこれでは浮かばれないことでしょう。
「厳選！バカ画像 ザ・ゴールデンベスト」 晋遊舎 ￥500
がんばり感：★★★☆☆
ドンキホーテ感：★☆☆☆☆
インターネット感：★★☆☆☆
表紙が収録ジャンルについて自ら言及しているタイプのものはあまり出回っていない為、貴重な一例です。
注目すべきは中段左の画像に施された工夫の跡です。
この「頭冷やして反省中！」というセリフでこの画像のオモシロ人間がこのオモシロ行動に至った動機を補完する、
というどこまでも行き届いたサービス精神にはさすがの私も脱帽です。
下部にさりげなく配置された、「TVドラマで流行った言葉」の隠し味も見逃せません。
「超最新！バカ画像999」 コスミック出版 ￥500
がんばり感：★★★★☆
ドンキホーテ感：★★★★☆
インターネット感：★★☆☆☆
「地球のバカ指数沸騰中！」だそうです。
左下に気持ち申し訳なさげなサイズで収まっているプロの芸人であるサンドウィッチマン富沢氏の画像が
「もしかしてこれはちゃんとおもしろい人が関わっているちゃんとおもしろい本なのか？」という期待を煽りますが、
どうやらこれはテレビ画面をそのままキャプチャーして持ってきただけの画像のようです。
演者とスタッフが一度キチッとおもしろい形に整えてから世に出したもの、
おもしろさが保障されているものを再利用するのはエネルギーの消費を抑えられるうえにリスクの少ない
極めてクレバーな手段だといえるでしょう。
「保存版 バカ画像補完計画」 晋遊舎 ￥500
がんばり感：★★★☆☆
ドンキホーテ感：★★★★☆
インターネット感：★★★★☆
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の要素（極太明朝体、コスプレ、名言）を薄く散りばめた、
どちらかと言えば趣向を凝らしたほうの部類に入るデザインの表紙です。
下部の「笑っちゃダメだ」という味のしなくなったパロディフレーズが特に目を引きますが、
原典に近づける事よりも笑える内容の本である事のアピールを重視しすぎたためか、
結果的に媚びポイントの低いどっちつかずのフレーズに落ち着いてしまった印象を受けます。
また、「コンビニで買ってきた本をノートパソコンに乗せて写真を撮る」という行為は
この本の購入者として非常に“らしい”ですね。
「バカ画像500連発！冬の悶絶特大号」 鉄人社 ￥500
がんばり感：★★☆☆☆
ドンキホーテ感：★☆☆☆☆
インターネット感：★★★★☆
またしても一片の思い入れもなさそうなエヴァ媚びフレーズが登場しました。
編集者の「インターネット好き＝オタク＝アニメ＝エヴァ」という雑な認識がもたらした悲劇といえるでしょう。
「ウホッ」「キター」等の無造作にそこに転がされているだけのスラングからも彼らのネットユーザー観が伺えます。
あと、「写真で一言」的なキャプションに意味無く関西弁を使うのはもはやマナーみたいですね。
「バカ画像MEGAMAX！」 コスミック出版 ￥500
がんばり感：★★★☆☆
ドンキホーテ感：★★★☆☆
インターネット感：★★★☆☆
たぶん「電車男」以降だと思うんですけど、
スパムメールの文面に感情のない「キターーーーッ！（全角）」が混ざってる確率って圧倒的に増えましたよね。
この表紙は、「おもしろい画像におもしろい画像を組み合わせてさらにおもしろくしようとしたら互いを殺し合ってしまった」という
寓話性の高い事件が起きている右下以外には特に見所はないです。
「たのしいバカ画像2012」 晋遊舎 ￥500
がんばり感：★★★★★
ドンキホーテ感：★★☆☆☆
インターネット感：★☆☆☆☆
この手の本には珍しい、ちゃんと方向性が定まっているような気がしないでもない表紙です。
本来バカ画像とは対極に位置しているはずの学校指定教科書のフォーマットを想起させるデザインで
そのギャップのおもしろさを狙う、という姿勢は評価したいのですが
そこを「たのしい」という引用フレーズ一箇所のみに託すのは少々安易なのではないか、という疑問が残ることも事実です。
「バカ画像mini」 KKベストセラーズ ￥500
がんばり感：★★★★★
ドンキホーテ感：★☆☆☆☆
インターネット感：★☆☆☆☆
異色の作品です。
少しだけ「いいものを作ろう」という意志というか、
デザイナーの良心の部分が垣間見えてしまうため却って申し訳ない気持ちになります。
「オールザッツバカ画像」 インフォレスト ￥500
がんばり感：★★☆☆☆
ドンキホーテ感：★★★☆☆
インターネット感：★★★☆☆
「笑いのスパイラル」「人気サイト管理人」「認定画像」という実体の見えてこないぼんやりした言葉が並び、
やや味気ない表紙に見えますが、アクセントとして添えられた爆弾のイラストが
一抹のデンジャラス感、アウトロー感を演出しているところは評価に値します。
「バカ画像500連発!! 大爆笑スペシャル」 鉄人社 ￥500
がんばり感：★★★☆☆
ドンキホーテ感：★★☆☆☆
インターネット感：★★★☆☆
この表紙の評価ポイントは「にゃあにゃあ、一杯どうぞ、どうぞ」というキュート＆おもしろキャプションの一点につきます。
この画像のおもしろさをより多くの人に伝える為には
「居酒屋で飲むサラリーマン」というシチュエーションと「猫」という被写体の違和感をわかりやすく訴える必要がありますが、
このキャプションはそれら２つの特徴を見事に捉えた言葉をそのまま組み合わせる事によって成り立っています。
この洗練された技術は明らかに「なめ猫」以降のもの、と言って差し支えないでしょう。
「バカ画像 The BEST 1000 ギガ盛り」 コスミック出版 ￥500
がんばり感：★★★★★
ドンキホーテ感：★★★★★
インターネット感：★☆☆☆☆
問題作です。
おもしろ看板、おもしろ行動、おもしろ動物、芸術作品、コラージュ、テレビのキャプチャー、類似点を見つけて並べる誰かが居て初めて成り立つおもしろ比較、などを既存の芸人のギャグや効果音や集中線で飾りあげた、購買意欲を刺激するためのありとあらゆる技術を総動員したコンビニ本の最果てとでも言うべき一品です。
さらにそれに加えて、あくまで意図的なものではなく「偶然撮れてしまったおもしろい写真」という体で楽しまれるべき素材に
余計なフキダシを付け加えることによって「おもしろい事をやろうとしている人を撮った写真」に見せる、
という離れ業までやってのける始末。これにはさすがの私も参りました。
ここには彼らの「未公開という言葉の定義について考え直せ」という問題提起のメッセージが込められているのかもしれません。
「バカ画像1001」 コスミック出版 ￥500
がんばり感：★★★★★
ドンキホーテ感：★★★★★
インターネット感：★☆☆☆☆
きもぃ赤ちゃんが「逃げろぉ～」ってゆっててｳｹﾙｗｗ
ギャグセンやばくて気分転換に最適ですｗｗ
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といった内容のレスを２ちゃんねるのスレッド「俺が好きな本の表紙を淡々とレビューしていく」内で見つけたので
それを転載して記事にしました。
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